五輪開催費が4倍に膨張熱冷めるロンドン市民

2007年5月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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都知事選では2016年の夏季五輪を東京に招致するか否かが争点だったが、2012年の五輪開催を射止めたロンドンでは、開催費用の総額が推定93億ポンド(約2兆1千億円)と、2年前の見積もり(23億5千万ポンド)の4倍近くにも膨らみ、早くも市民の間で冷ややかな空気が広がっている。英政府は大幅に増えた理由として、五輪関連施設の建設を担当する五輪実施局(ODA)の予算が53億ポンドに拡大したほか、工事の遅れなど非常時に備えた準備費(27億ポンド)、建設費用にかかる付加価値税や、警備費の上昇をあげている。英政府が60億ポンド、ロンドン市が12億ポンドの費用を負担。残りは公営宝くじ収益金から予定されていた15億ポンドに加え、芸術やスポーツ振興などにあてるはずの6億7500万ポンドを使う計画だ。これに対して予算が圧迫される他の芸術関係者からの反発はもちろん、五輪費用を捻出するためのやり ………

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