坂根正弘氏 コマツ社長兼CEO

「全員集会」で社員の心を一つに

2007年4月号 連載 [経営者のひきだし 第12回]

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「用兵攻戦之本 在乎壱民」(用兵攻戦のもとは民を壱にするにあり)中国の戦国時代、紀元前3世紀に生きた荀子の教えだ。戦いで最も大事なのは、国民の思いを一つにしてとりかかることだ、と説いている。一体感――それは、どんな組織にとっても、攻めるにも守るにも、最も大切なものだ。全組織が危機感を共有して事に当たるには、トップが窮状をよく説明し、全員の協力を得なくてはならない。ここまでは、たいていの経営者なら努力する。だが、緊張感や集中力を持続させることは、容易ではない。ひとたび上げ潮に乗ると、上も下も気が緩み、社内のベクトルを集めて前へ向かう力を失っていく。そんな会社は、いくらでもある。その緩みをみせず、グループの一体感を保ち続けてきたのが、この人だ。坂根正弘さん。建機メーカー最大手のコマツの社長。在任6年、ベクトルを集めるためにとり続けてきた手法が「 ………

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