余命短い盧武鉉大統領がいくら吠えても、足元の外交通商部から柔軟発言。日本も備える必要あり。
2007年4月号 GLOBAL
韓国の盧武(ノム)鉉(ヒヨン)大統領は3月1日、ソウル世宗文化会館で開かれた3.1節(独立運動)記念式に出席し「日本は誤った歴史を美化したり、正当化したりしようと考えず、良心と国際社会で普遍性を認められている先例に従い、誠意を尽くすよう望む」と述べた。竹島(韓国名・独島)問題に関しても「一部自治体が日露戦争当時に武力で強奪した日を記念し、過去の過ちを否定する一部の発言が、間違った歴史教育をあおっている」と批判した。厚顔無恥なお説教演説は相変わらずである。「日韓関係は悪くない。悪いのは韓国大統領だけ」と述べた元外交官のせりふは説得力がある。だが、トンチンカンな盧演説が聞けるのも、今年限りである。任期切れが来年初めに迫っているからだ。島根県が制定した「竹島の日」(2月22日)から2年。懸案の竹島領有権問題に関して、韓国外交筋の中から盧大統領とはスタ ………
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