「自由と繁栄の弧」の要中央アジアで米ロが暗闘

2007年4月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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豊富な資源と地政学的な位置づけから存在感を増す中央アジア5カ国で、経済支援のアメをばらまく米国とロシアが暗闘している。麻生太郎外相が唱えた「自由と繁栄の弧」戦略の要の地でもあり、日本も目が離せない。米国は米国際開発庁(USAID)を通じて、タジキスタンとキルギスの余剰電力を現地の5~10倍の料金で販売可能なインド、パキスタン両国に輸出する計画に乗り出したほか、タジキスタンとアフガニスタンを結ぶ橋の建設支援も決めた。国務省も「欧州・ユーラシア局」の管轄だった中央5カ国をインド、パキスタンを管轄とする「南アジア局」に組み込み、「中央および南アジア局」に改組して影響力拡大に動いている。一方、人権批判で米国と距離を置くウズベキスタンに対し、ロシアはエネルギー開発支援を決定した。二股膏薬で漁夫の利をせしめるのがカザフスタン。ロシアを経由せずにトルコの地中海 ………

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