外為市場育ち、外資証券経営へ

2007年4月号 連載 [CHALLENGER]

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みずほコーポレート銀行(CB)副頭取で、前身の日本興業銀行時代からの顔だった中山恒博(59)が4月1日、メリルリンチ日本証券の会長に就く。退任する藤沢義之会長(70)の後任にとメリルが斎藤宏頭取に打診し、海外にも人脈の広い中山に白羽の矢が立った。「(ゴールドマン・サックス証券行きを自ら決断した)石原秀夫さんのケースとは違う」。中山のメリル行きにみずほ関係者から、こんな声が上がった。興銀副頭取から興銀リースに移った国際派、石原は、関連会社では役不足と感じて飛びだしたものの、ゴールドマン会長の座で不帰の客となり、思いは遂げられなかった。海外経験も長く副頭取まで務めた経歴は同じでも、中山は円い性格もあって、組織に溶け込み、斎藤体制を支えてきた。今回の人事は、メガバンクとの関係を維持・強化したいメリル側と、大物の転出先を確保したいみずほ側の思いが合致し ………

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