2007年4月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]
米国防総省が久間章生防衛相に不快感を示している理由の一つに、防衛相の訪米の際などに同行するコンサルタントの存在が挙げられる。産経新聞(1月28日付)は、国防総省関係者のコメントとして「久間氏がコンサルタントを連れてきたことを国防総省は露骨に嫌がっていた」と紹介、この人物に注目した。問題のコンサルタントとは、秋山直紀氏のこと。武部勤前自民党幹事長や前原誠司前民主党代表ら国防族議員や西岡喬三菱重工業会長ら防衛産業のトップクラスが理事に名を連ねる「社団法人日米平和・文化交流協会」の専務理事を務める御仁である。同協会の事務局は永田町のマンション「パレロワイヤル」の一室に置かれ、そこには超党派の国防族議員集団「安全保障議員協議会」と米企業「アドバック・インターナショナル・コーポレーション日本支社」(以下、ア社)、玉澤徳一郎元防衛相系の企業「海外資材 ………
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