日中経済協会はトヨタの張氏

2007年4月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]

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今年1月に死去した千速晃・日中経済協会会長(新日本製鉄会長)の後釜に張富士夫トヨタ自動車会長が決まった。トヨタから同協会会長への就任は初めて。同ポストは中国と古くから関係が深い電機や鉄鋼業界から選ばれるケースが多く、日本経団連の中国委員長経験者が就くのが慣例となっており、森下洋一松下電器産業相談役や三村明夫新日鉄社長も候補に挙がっていた。確かに両業界に比べると自動車業界の対中投資は歴史が浅い。しかし、このところの自動車業界の中国投資は活発で、特にトヨタはグループの部品メーカーを引き連れて大型投資を行い、部品の国産化にも貢献している。張氏で異論なく決着した。 ………

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