2007年3月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]
全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)は2月1日、東京・新宿区で結成20周年記念祝賀会を開いた。労働・政界関係者など380人が参加し、波乱に満ちた足跡を振り返りながら、健全な労使関係の発展をめざしさらに前進することなどを誓い合った。 主催者を代表してあいさつに立った小田裕司委員長は「JR総連の歴史は組織破壊との闘いの連続であった」と振り返りながら、特に02年に組合員7人が逮捕され344日間も勾留された「えん罪JR浦和電車区事件」に触れて被弾圧者7人でつくる美世志会と、その家族と支援する会の不屈の闘いに敬意を表した。また、小田委員長は米国によるアフガン軍事侵攻以降の反戦平和運動を「闘いの過程で大勢の人たちと知り合うことができた。かけがえのない5年間だった」と語った。 さらに公安情報を基にJR総連と過激派を意図的に結びつけた「週刊現代」の連載記事(西岡研介氏執 ………
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