都知事側近「浜渦利権」の正体

都市整備局を“根城”に、大手町や築地の再開発の調整に辣腕を振るう。その舞台裏が見えた。

2007年3月号 DEEP [石原都政の研究2]

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「私は行政の調整はやりますが、業者の調整はやりません」 よく通る、張りのある声が電話から響いてきた。4月に3選に挑む石原慎太郎・東京都知事の「側近中の側近」浜渦武生(はまうずたけお)・都参与だ。巷間伝えられる「浜渦利権」を否定した。 1947年生まれの59歳。関西大学在学中から石原事務所に出入りし、72年12月に公設秘書となってから、30年以上も石原知事に仕える。 2000年7月から副知事に起用された。石原知事自身は作家・評論活動など「庁外」の仕事に忙しく、週に2、3日しか執務しないため、知事に代わって都政を牛耳り、都庁幹部が「浜渦詣で」をするといわれるほどの実力者となった。 都議会自民党と公明党がタッグを組んで、いったんは都庁から放逐されたものの、石原知事は昨年7月、わずか1年で参与として復帰させた。それほど知事の信任は厚く、彼の都政への影響力は揺らぐとこ ………

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