悪評覆すゲーム業界の救世主

2007年3月号 連載 [CHALLENGER]

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 ソニーのゲーム機「PS(プレイステーション)3」の不振を尻目に任天堂の快進撃が止まらない。携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」と、昨年12月発売の据え置き型ゲーム機「Wii」の品薄が続き、2007年3月期連結決算の予想を2度上方修正した。その結果、売上高は9千億円、当期利益は1200億円。ともに当初計画の1.4倍だ。 この両ゲーム機のヒットは、これまで評判があまりぱっとしなかった任天堂の岩田聡(さとる)社長(47)を、「ゲーム業界の救世主」や「勝ち組ゲーム会社の敏腕経営者」といったイメージに塗り替えつつある。 岩田氏は1982年に東工大を卒業し、ソフト会社のハル研究所に入社。83年に発売された任天堂のファミリーコンピューターのゲームソフト制作を担当し、ここで任天堂との接点ができた。90年代に入り、ハル研究所が経営難に陥ると、ソフト開発の責任者だった岩田氏が社長になり、任天 ………

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