ブレア首相に事情聴取ダウニング街は戦々恐々

2007年2月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 英国の与党労働党が、実業家らを上院(貴族院)議員に推薦する見返りに不正な融資を引き出したとの疑惑が、今秋までに辞任する意向を表明したブレア首相の肩に重くのしかかっている。英政界では、首相側近が訴追されるとの観測も広がっており、10年にわたるブレア時代の終幕は波乱含みだ。 昨年末、ロンドン警視庁はブレア氏を参考人聴取した。訴追は免れそうだが、現役首相が犯罪捜査の対象となったのは異例。警視庁は1月中に検察当局に捜査資料を送り、関係者を逮捕、起訴するか否かの最終判断を求める。 ブレア政権が最も恐れているのは、パウエル首席補佐官をはじめ首相官邸幹部の訴追だ。とりわけ、パウエル氏はブレア首相の右腕として官邸主導政治を取り仕切ってきた人物で、政権内の影響力は「首相、ブラウン財務相に次ぐナンバー3」と評される。同氏に対し、労働党の資金調達責任者だったリ ………

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