三菱東京UFJ銀行――「病めるマンモス」の嘆き

フジチク、飛鳥会事件に続き、米国でマネーロンダリング問題とは。超巨大バンクの中枢で、一体、何が起こっているのか。

2007年2月号 BUSINESS [企業スキャン]

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「フジチク問題の処理は行内でリーガリー(法的)な検討を重ねたうえのもので、当局も了解済みのはず。大阪の飛鳥会事件もそうだが、畔(くろ)柳(やなぎ)(信雄・三菱東京UFJ銀行)頭取以下、我々旧三菱(の経営陣)は旧UFJの不祥事の尻拭いをしているだけ。経営責任なんて話にはなりようがない……」 新年早々、読売新聞が報じた豚肉の差額関税を悪用した食肉卸会社「フジチク」(名古屋市)の巨額脱税事件に絡む三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の不祥事。旧UFJ銀行の前身である東海銀行担当者がフジチクの脱税に深く関与し、その利益を自行の債権回収に当てた悪質きわまる事件だ。 昨年6月に名古屋税関から指摘を受けたMUFGが、水面下でフジチクに対する追徴課税の一部を肩代わりしていたことも指弾された。本来ならMUFG全体のイメージダウンにつながる深刻な事態。危機感を抱くのが当た ………

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