百貨店買収狙うルイ・ヴィトン

28年ぶりに交代した新社長の役割は「領土拡大」。真珠や不動産など国内に転がる宝の山を呑み込むか。

2007年2月号 BUSINESS [ブランドパワー]

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 仏高級ブランド「ルイ・ヴィトン」で知られるLVJグループ(東京.港区)の投資戦略が日本市場で目立ち始めた。2006年1~6月だけで前年同期比の9.2倍、05年通期と比べても4.6倍にあたる8千300万ユーロ(約130億円)と投資額が一気に膨らんでいる。 投資内容は、店舗の全面改装費や新規出店のための不動産投資が中心。06年5月にLVJグループ社長に就任した藤井清孝氏(49)の経歴を考えると、今後、投資内容はM&A
(企業の買収.合併)へと向かう可能性がある。標的は宝飾.アクセサリー部門とみられる。さらには現在テナントとして出ている百貨店そのものも買収のターゲットとなりそうだ。 藤井氏は統合基幹業務システム(ERP)世界最大手、ドイツのSAP日本法人元社長。ファッション業界とは全く無縁の人物が、28年間もの長期政権を続けた秦郷次郎前社長(68)の後任として登場したことに、業界では驚きの ………

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