「お荷物」背負うダイキンOYL買収で手かせ足かせ

2007年2月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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 ダイキン工業は昨年、北米や東南アジアにエアコン生産・販売網を持つOYLインダストリーズをマレーシアの財閥ホンレオン・グループから2300億円で買収したが、実は「いい買い物」ではなく、OYLの経営に手を突っ込まざるをえない状況に陥っている。ダイキンは06年3月期まで12年連続増益で売上高は2倍になった。しかし、経営を担える幹部が育っておらず、他社の面倒をみる余力はない。このため、井上礼之会長が陣頭指揮を執る。こんな事情が、関西経済連合会の会長就任を固辞させているとの見方もあるほどだ。 OYLは北米でビルなどの大型空調機を得意とするマッケイを傘下にし、東南アジアで低価格の家庭用エアコンを生産・販売している。ダイキンは東南アジアの生産拠点から、新興国BRICs向けの低価格エアコンを調達する考えだった。しかし、関係者によれば、「仕入れや生産の効率が予想以上に悪い」た ………

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