MI5“女帝”長官更迭ミス続きで内外から批判

2007年2月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 失態続きの英防諜機関MI5の女性長官エライザ・マニンガムブラ氏が12月半ば突如、辞任表明した。姉妹機関のMI6や米独仏の情報機関でも彼女の評判は散々で、上司のジョン・リード内相も首相官邸に「これ以上深刻な過ちを犯さぬ」よう更迭を進言していた。俎上にあがったのは、①05年7月7日のロンドン同時多発テロを予測できず52人の犠牲者を出した、②テロ前に首謀者2人の情報がありながら見逃した、③強力な化学爆弾があるとの誤報を信じ、ロンドン南部の民家に200人もの警察官が一斉に押し入り、空振りに終わった――など。政府が調査報告書を発表する予定だった。 マニンガムブラ長官は貴族出身の保守党元蔵相の娘で、良家の子女が通うベネデン校(ケント州)からオクスフォード大学に進学したが、「いじめっこ」で知られていた。大学では演劇部員として「シンデレラ」に出演、ゲジゲジ眉毛を整え花飾り ………

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