関空社長に佐野松下副社長

2007年2月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]

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 関西国際空港会社の新社長に松下電器産業副社長の佐野尚見(たかみ)氏(63)が急浮上している。同じく松下の副社長から転じた現社長の村山敦氏(68)の後任だ。村山氏はコスト削減でそれなりの実績を上げ、就任から4年が経った。「早く老後を楽しみたい」(関係者)という思いもあるようだ。 佐野氏は自動車部品やシステム販売など傍流の担当で、交代しやすい立場だが、経営手腕は「松下でもリストラを推進した村山氏に比べてやや見劣りする」との見方もある。 ただ、関空の社長ポストは、もともと国土交通省からの天下りの特等席。2代続けて松下出身者が就くことに霞が関から怨嗟の声が出ている。 ………

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