最後のヒルズ族「折口雅博」

札つき業者クリスタルを呑み込み、プロ野球にも進出。ホリエモンがいつか来た道ではないか。

2007年1月号 DEEP [ノートリアス]

  • はてなブックマークに追加

 堀江貴文、村上世彰がインサイダー取引容疑で逮捕され、楽天会長兼社長の三木谷浩史もTBS買収の挫折などで勢いを失った。東京都港区の超高層ビル「六本木ヒルズ」にオフィスを構えるベンチャー経営者はご難続き。そんな中で、ひとり気を吐いている「最後のヒルズ族」がいる。人材・介護サービス大手グッドウィル・グループ会長兼CEO(最高経営責任者)の折口雅博(45)である。「知名度アップやブランド力強化、社会貢献のため、以前からプロ野球に関わりたいと思っていた」 12月2日、グッドウィルは西武ライオンズの本拠地「西武ドーム」と2軍の命名権(ネーミングライツ)契約を結んだと発表。記者会見に臨んだ折口は「5年間で25億円」という巨額を投じる契約を結んだ理由をこう語った。来季から球場名は「グッドウィルドーム」、2軍チーム名は「グッドウィル」になる。 詰めかけたのはスポーツ担 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。