会計検査院長 大塚 宗春氏

国会との連携強化民意を映す「権限拡大」

2007年1月号 BUSINESS [インタビュー]

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 ――11月10日に国費の使い道を検証した05年度の決算検査報告を発表されましたね。 大塚 安倍総理に報告書を手渡し、翌週の閣僚懇談会で各省大臣に対して検査報告の指摘を踏まえた改革を行うよう指示がありました。新聞社説でも「今年は中身が濃い」「検査報告に新しい流れ」と取り上げられました。 ――今年の検査報告の目玉は? 大塚 まず、近年、外務省や社会保険庁、警察などで不祥事が相次いだことを受け、会計経理がずさんな役所に徹底的な検査を実施したことです。とりわけ長年にわたって不正が表面化しなかった労働局を2年間にわたって全国検査し、裏金づくりなどの「不正経理」と会計法令に反する「不適正経理」、合わせて総額78億円にのぼる指摘をしました。

「3E検査」が時代の要請

 ――この問題で厚生労働省は労働局職員約2500人を処分しました。なんと組織の10人に1人が懲戒、訓戒等を受けたことになる。検査 ………

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