韓国の「失われた10年」 ポスト盧は李明博優勢

無能だった左派政権2代。経済はブラジル、インドに抜かれて、与党支持率は1ケタに低迷するが……。

2007年1月号 GLOBAL

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 2007年12月の韓国の次期大統領選挙まで、余すところあと1年。5年に1度の政権交代期だが、今回は大いに趣が違う。金大中、盧武鉉と2代10年続いた「左派」政権が延命するのか、ハンナラ党による「保守」政権の復帰が実現するのか。その結果が、北朝鮮の核保有によって激変した半島問題(ペニンシュラ・クエスチョン)を左右する。「日本経済は10年に及んだ不況から抜け出し、中国経済も絶好調だ。韓国経済だけが活力を失っている。韓国は国民所得が1万ドルをやっと超えた程度なのに、寝ている場合ではない」 韓国を代表する大企業のひとつPOSCO(旧浦項製鉄)の朴泰俊名誉会長が嘆いた。朴正熙政権下で達成された「漢江の奇跡」の主役のひとりだが、最近は表舞台に出ることも少ない。「リーダーは健全な哲学と明確なビジョンを打ち出さなければならない」と、韓国紙のインタビュー(12月1日)に答えて ………

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