「北」と同じく孤立打開へ台湾も核開発再開の恐れ

2006年12月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 米国の金融制裁などの包囲網を突破しようと北朝鮮が核実験を実施した後、同じく国際的孤立を余儀なくされている台湾も、かつて蒋介石政権下で試みた核開発を再開する恐れがあると警戒論が出始めた。 台湾は大陸侵攻をめざして1960年代末から中山科学研究院で核開発を極秘に進めた。南アフリカからウラン100トン以上を輸入、カナダから実験用融合炉も導入し、81年にはウラン濃縮法も確立していたことが、行政院長だった郝柏村氏が03年に出版した日記で裏づけられている。が、88年には米国によって断念に追い込まれた。 今のところ台湾の政府や民進党幹部は核開発に言及していないが、親中派の香港華字媒体「亜洲週刊」はカナダ在住の軍事評論家、平可夫氏の論考を掲載、「台湾の核兵器保有志向は国際的にもはや秘密に属することではない」として、今後北朝鮮に刺激されて台湾が核開発に動く可能性は ………

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