2006年12月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
関西財界の「登竜門」とも言うべき関西経済同友会の代表幹事は、今年も本命不在のレースとなっている。同友会には、2人の代表幹事がいる。2年任期で毎年1人ずつ交代していく仕組みだ。現在はNTT西日本の森下俊三社長と、がんこフードサービスの小嶋淳司会長のコンビで、来年は、NTT西の森下氏が交代する。 後任として挙がっている名前は、常任幹事の中からサントリーの鳥井信吾副社長。同社の佐治信忠社長は東京志向を強めているが、やはり関西財界には欲しい銘柄だ。関西電力の森詳介社長の声もある。将来の関西経済連合会の会長候補として、財界デビューしてもおかしくはない。ただ、関西では、財界の人材不足が深刻化。昨年も本命とされた経営者たちに次々に断られ、調整が難航を極めた末、通常は年末までに決まる人事が越年。今年も難航しそうだ。 ………
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