与謝野党税調会長まで辞任泣きっ面にハチの主税局

2006年12月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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 財政再建の牙城である財務省主税局が苦悩の色を深めている。政府税制調査会の人事で、「主税局の代弁者」とされる石弘光会長の続投案が官邸に一蹴されたばかりか、主税局が実質的に取り仕切ってきた政府税調の運営も官邸主導とされた。官邸による「財務省包囲」の様相すら漂い、「主税局は大混乱」(経済官庁幹部)のようだ。 政府税調は、財務省が議事運営を仕切り、答申の骨格作りなど実質的に支配してきた。それだけに、財務省別働隊である政府税調の会長人事と議事運営で主導権を奪われることは、「主税局にとって拭い難い大失態」(同)だ。消費税論議も封印され、身動きが取れない。 頼みの綱は財政再建派の与謝野馨自民党税制調査会長ぐらい。安倍政権になっての経済財政諮問会議の初会合で、減税色が強く打ち出されそうになった際に財務省は与謝野氏に泣きついて減税色を薄めてもらった。と ………

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