スズキとダイハツが「休戦」共倒れ回避を狙う

2006年12月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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 今年の販売台数で過去最高の200万台乗せが確実な軽自動車。ところが、その売れ行きが来年から減少に転じる。その理由は、「軽」でシェアトップの座を争うスズキとダイハツ工業の間で「休戦協定」が成立し、乱売合戦に一応の終止符が打たれたからだ。 先手を打ったのはスズキ。8月に今後2年間で6万台の「軽」の減産に踏み切ると発表、突然、人気商品の供給を絞る荒業に出た。表向きの理由は慢性的な品不足に陥っている輸出用小型乗用車の生産を優先するとなっている。「軽ブーム」の裏側では採算度外視の値引きや販売店が車両を買い取る「自社登録」、リースへの大量の押し込みが横行し、ホンダなど3位以下メーカーからは「常識外れ」と批判されていた。「狸親父」の異名をもち、したたかさでは業界随一の鈴木修スズキ会長も「販売の現場が荒れている」とこぼすほどだった。 一方のダイハツも箕浦輝 ………

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