孫「0円」商法で見えたケータイ料金の迷宮

絵に描いたような“自滅”。「いつものペテン」と袋叩きだが、ドコモとauも似たりよったり。

2006年12月号 BUSINESS

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 猪突猛進のあげく、勝手にずっこけて、ボロクソに叩かれる――ソフトバンクの携帯電話子会社ソフトバンクモバイル(SBM、旧ボーダフォン)の孫正義社長は、社運を賭けた新料金制「予想外割」で、みごとな喜劇役者を演じてみせた。 10月24日の番号継続制(MNP)実施の前日夕、「端末0円、通話0円、メール0円」を突如発表する奇襲作戦。「大山鳴動して鼠一匹か」と言われていたMNPがにわかに盛り上がり、否応なしに「MNPの主役はソフトバンク」という印象を世間に与えることになった。その週末の28、29両日には、MNPや新規契約の申請がSBMに殺到。システム障害まで引き起こすというおまけまで付き、店頭での受け付け制限は11月中旬まで及んでいる。 サプライズを狙って孫社長がヒラメキの「予想外割」を直前に無理強いし、システム上の無理を諌める部下が誰もいなかった、という。MNP開始に向けて、何年 ………

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