朝日新聞「部制全廃」の激震

ニュースも部数も広告も三重苦。ついに政治部、経済部、社会部などをなくす壮大な組織いじり。

2006年12月号 DEEP

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 朝日新聞社が12月1日付で、紙面再生を目指し、編集局の「部」を廃止し、「グループ」制を導入する。昨年8月の長野総局「虚偽メモ事件」など続発する不祥事を契機に、組織改編の機運が高まっていたことが背景にある。特ダネや斬新な切り口の記事が激減し、記者の「気骨」も失われつつある現状に、役員や編集幹部が危機感を覚え、抵抗する現場を押し切った改革でもある。 まず部の名称を「グループ」とし、部長は「エディター」に呼称が変わる。たとえば、政治部は「政治グループ」となり、政治部長は「政治エディター」といった具合だ。看板の掛け替えだけでなく、これまでは主に社会部が担当していた分野に、「教育グループ」や「労働グループ」を新設。さらに来年9月1日付では、「政治」「経済」「外報」の3グループを、「外交・国際」「政治」「経済政策」「産業・金融」の4グループに括り直す。こ ………

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