かつての「特捜の顔」宗像紀夫弁護士の不覚

2006年12月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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 東京地検特捜部に目をつけられ、中堅ゼネコン水谷建設の捜査から3年がかりで逮捕された福島県の佐藤栄佐久前知事を弁護しているのは、かつて特捜部長だった宗像紀夫弁護士。「昨日の敵は今日の友」のいわゆる「ヤメ検」だが、前知事の収賄の共犯として逮捕された弟も弁護し、禁じ手の「利益相反」に当たるのではないかと司法関係者の間で話題になっている。 利益相反は当事者間で利害が対立する場合のことで、それぞれの当事者の利益を守るため、弁護士は通常、複数の当事者からの委任を受けない。今回の事件でいえば、佐藤前知事の責任を軽くするため、弟の役割を実際より大きく供述させたりすると、弟の権利は侵害されてしまう。「特捜部内でも『おかしい』と問題にする声が出始め、宗像氏は知人に声をかけて片方の弁護を譲ろうとしているが、引き受ける人がなかなか見つからない」(元検事の弁護 ………

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