韓国は究極の「反米親北」シフト

核実験でぐらついた盧武鉉だが、金大中リターンズ。一喝されるや、強気に逆戻り。

2006年12月号 GLOBAL

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 韓国の盧武鉉政権が11月初め、外交・安保閣僚を全面的に入れ替える内閣改造に踏み切った。北朝鮮の核実験強行という衝撃にもかかわらず、新安保チームは究極の「反米親北」シフトと言うべき陣容である。支持率は12.9%(10月24日現在)と惨めなものだ。韓国民の63%(同)が「国家的な危機」状況と見ている。 大きくぐらついた「太陽(包容)政策」の尻を叩き、盧大統領に活を入れたのが前大統領の金大中氏だ。「米国が北朝鮮との対話を拒否したため、核開発問題を解決する糸口を見つけにくくなった」と、矛先をブッシュ米政権に向け、韓国内の「対北融和策」維持派の求心点になっている。6年前に首脳会談を実現した「金正日-金大中」ラインの動向が、韓国内外政局のカギになってきた。 盧大統領は、感情が表に出る人だ。表情がくるくる変わる。北朝鮮の核実験が行われた10月9日。約7時間後に記者 ………

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