「氷点」弾圧の共青団トップ湖南省長代理に出世の意味

2006年11月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 中国の胡錦涛国家主席の出身母体、中国共産主義青年団(共青団)の周強第一書記(46)が、湖南省長代理(同省党委員会副書記)に“出世”したことが、同省党委系サイト「紅報」で明らかになった。 共青団第一書記はかつて胡主席もつとめていたポストで、周第一書記は1998年からその座にある胡派の若手実力者。04年には来日して小泉前首相を表敬訪問した。今回の人事は汚職追放を口実にじわじわと江沢民派を駆逐し、地方掌握に共青団の人材を活用している胡流人事の一環だが、この人事に対する国内の評価は厳しい。 中国の歴史教科書を批判する記事を載せてこの1月、一時停刊処分を受けた「中国青年報」の特別週刊紙「氷点」問題で、周第一書記の実像が明るみに出てしまったからだ。共青団は青年報の上級機関であり、解任された李大同編集長の暴露本『「氷点」停刊の舞台裏』(日本僑報社)では、党中 ………

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