中国工商銀行の香港上場ドコモを抜いて世界最大か

2006年11月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 中国4大銀行の一つ、中国工商銀行が10月27日に香港(H株式市場)と上海(A株式市場)で同時上場する。中国版SECである証券監督管理委員会公認の経済紙「証券時報」が9月に報じた。英経済紙フィナンシャル・タイムズは、上場による資金調達を米ドル換算で210億ドルと見積もっており、98年に上場したNTTドコモの調達額184億ドルを超えて、金額では世界最大のIPO(新規株式公開)となりそうだ。 4大銀行のうち、中国建設銀行は昨年10月に香港上場で94億ドルを調達、中国銀行は今年6月にやはり香港に上場(調達額は未公表)しており、今回の工商銀行の上場で、残るは中国農業銀行だけとなる。しかし、世界最大級の資金調達にもかかわらず、いずれもニューヨークを断念して香港で上場したところに中国金融機関の不良債権の深刻さが表れている。 4大銀行の不良債権を中国政府は04年3月に19%と発表したが ………

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