盟主復活をかけた横浜銀行頭取の荒業

「足利銀行処理」の受け皿・地銀連合に大手生保を誘い込む小川是氏の辣腕。

2006年11月号 BUSINESS

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 地方銀行業界の盟主と評される横浜銀行が長い沈黙を破り、遂に復権に向けて動き出した。久々に表舞台に登場するのは、驚くべきことに経営破綻し一時国有化されている足利銀行の「最終処理策」の立役者としてだ。元大蔵事務次官である平澤貞昭会長を後ろ盾に、同じく元大蔵事務次官の小川是頭取による地銀業界支配が始まろうとしている。小川頭取は足利銀の最終処理でどんな奥の手(マジック)を使うのか。 平澤会長は2004年6月に頭取から会長兼務になったことを契機に全国地方銀行協会(地銀協)会長職を辞した。それ以降、横浜銀は目立った動きを見せなくなった。しかし、この間も横浜銀内部では着々と地銀業界の盟主への復活をめざし準備が進められていた。

郵政民営化対策で小川待望論

 平澤会長は頭取当時の03年6月、久々の生え抜き頭取と目されていた池田憲人代表取締役CFO・CPOを関連会社の横浜キャピタル代表取締役会 ………

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