名商会頭を狙う松坂屋会長に後顧の憂い

2006年11月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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 来年10月に任期が迫っている名古屋商工会議所の次期会頭に、松坂屋の岡田邦彦会長が有力視されている。今春、社長から空席だった会長に昇格したほか、懸案の「村上ファンド問題」も終息に向かいつつあり、舞台装置が整ってきたからだ。松坂屋は名古屋財界の重鎮、「五摂家」の一つであり、同商工会議所の設立にも一役買った老舗企業。歴代トップが会頭ポストを担ってきた歴史がある。岡田氏本人も「意欲を持っている」との声がもっぱらだ。 しかし、名古屋財界の一部には「岡田氏は固辞するかもしれない」との見方もある。経営環境の厳しさが最大の理由だ。名古屋2大繁華街の一つ、名古屋駅前は高層ビルの「ミッドランドスクエア」がオープンして活気が増すばかり。一方、これに対抗する松坂屋名古屋本店を核とする「栄地区」は客足を奪われ、商業地として地盤沈下する恐れがある。売り上げが伸び悩 ………

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