JR北海道のヒット作「DMV」に試乗者殺到

2006年11月号 連載 [LOCAL EYE]

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 不景気な話が少なくない北海道にあって、久々のヒット作と言えるのがJR北海道の開発した「DMV」だ。デュアル・モード・ヴィークルの略で、線路・道路の双方を走行できる両用車のことである。同社の営業路線の3割強が輸送密度500人未満の完全な採算割れにある中、鉄道再生の「切り札」と期待されている。土台はマイクロバスだが、線路走行のため、ゴムタイヤの内側にガイド輪の役割をする鉄車輪を取り付け、油圧で上下。タイヤの後輪を駆動輪としてレールと接触させる仕組み。両用車の開発はこれまで海外を含め試みられてきたが、タイヤと鉄車輪の切り替えに時間がかかりすぎることが実用化の壁になってきた。JR北海道はこの切り替えをわずか10~15秒程度に短縮、来春の営業運行にメドを付けた。 DMVの開発費は1台当たり約2千万円と鉄道車両(気動車)の7分の1程度。さらに、鉄道とバスの役割を兼ね、 ………

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