「党高政低」中川秀直の怪腕

安倍は所詮、世論と外国向けのタレント宰相。カネも選挙も政策も「札付き」の幹事長が握った。

2006年11月号 POLITICS [永田町わが世の春]

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 新政権の発足から間もなく1カ月。安倍晋三首相の中国・韓国訪問や北朝鮮の核実験問題、国会での歴史論争や、最初の洗礼となる衆院補選など、課題が目まぐるしく押し寄せ、新しい政府・与党体制の実力は日々試されつつある。だが、新政権の顔ぶれと配置によって、政治の構造力学は小泉時代とどう変わったのか、その本質的な意味については実のところほとんど解き明かされていない。 マスコミの解説は、ステレオタイプないくつかのパターンに要約される。確かに「総裁選の露骨な論功行賞」「気心の知れた者同士で固めた仲良し人事」だが、必ずしもそれが悪いとは言えない。政治もビジネスも論功行賞は当然だし、功績に関係ない人事は派閥割りの長幼序列になる。露骨な論功行賞を避ける知恵が必要なのは、熾烈な権力闘争の後で組織にしこりを残したくない場合であり、今回は総主流派へ雪崩を打ったため ………

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