我慢も限界? 堀内前総務会長が新党設立か

2006年10月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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 郵政民営化法案に反対して自民党を離党した堀内光雄前総務会長が11月にも、平沼赳夫元経産相や野呂田芳成元農水相ら他の無所属の造反組とともに新党を旗揚げすることを検討している。 自民党総裁選では、無所属の造反組議員13人の復党問題が焦点の一つに浮上。堀内氏ら無所属は自民党への復帰の道を探り、「ポスト小泉」の最有力候補の安倍晋三官房長官は、復党に前向きな姿勢を見せていた。しかし、「小泉チルドレン」や安倍氏周辺に慎重論が根強い。このため安倍氏が造反組の復党に踏み切れるか、微妙な状況となっている。 そこで、「本音では自民党復帰を志向」(自民党筋)している堀内氏としても、政党助成金や政党支部を通じて企業・団体献金を受けられるための新党結成に動かざるを得なくなったようだ。堀内氏は「いつまでも待っていられない」と周囲に漏らしている。 ………

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