金正日後継の「祝砲」に核実験準備とは

二男、金正哲の指名をめざす下地づくりか。9月25日の誕生日、10月10日の党創建記念日が最初の峠。

2006年10月号 GLOBAL

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 7月5日のミサイル発射に対する北朝鮮の言い分は「自衛的国防力強化のために、わが軍隊が正常的に行った軍事訓練の一環」というものだった。が、その真意については、米国を直接交渉の場に引きずり出すための瀬戸際政策、というのが定説になっている。 そうであるなら、米国が直接交渉に応じる気配が全く感じられない現況下、金正日総書記(国防委員長)は核実験に踏み切る可能性が高いと言わざるをえない。しかしそうなると、6カ国協議の枠組みが完全に崩壊するのみならず、実験場周辺の地下水汚染のリスク、そして中国とのさらなる関係悪化も避けられない。 ミサイル発射は、北朝鮮と国際社会との橋渡し役を担ってきた中国を激怒させた。平壌で会談を行った中国の回良玉副首相と北朝鮮ナンバー2の金永南(最高人民会議常任委員長)が激しく非難を応酬したという。 会談直後、中国は国連安保理の非 ………

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