中国海軍中将の逮捕は江沢民色一掃の兆しか

2006年9月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 中国の前国家主席・江沢民の人脈につながるとされる王守業・人民解放軍海軍中将(62)が逮捕された。これは共産主義青年団人脈で地方から基盤を固めつつある胡錦涛現国家主席が、中央軍事委主席のポストを手放さない江前主席の軍内部への影響力の一掃に着手したものとの観測が強まっている。 逮捕事実自体は新華社なども伝え、公式の理由は「経済犯罪への連座」だが、香港誌によれば汚職と「道徳的退廃」。これらの報道では、軍事関連費の調達に絡んで3億元(約45億円)の収賄容疑がかけられているという。しかし王中将の直接の後ろ盾となる人物が、江氏と深い関係を持つ賈廷安・同軍事委弁公庁主任であることが、北米などの海外華字紙の注目を集めている。賈氏は江氏の個人事務所主任を務め、郭伯雄・中央軍事委副主席とともに軍内部の「鉄の三角形」と称されているが、海軍で王氏抜擢に一役買った“ ………

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