あの堤義明が「破産」の窮地

かつての世界一の大富豪は、個人資産をほとんど所有していなかった!

2006年9月号 BUSINESS

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 マイクロソフト創業者のビル・ゲイツが2008年7月をめどに経営の第一線から退き、夫人とともに運営する慈善事業団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」に活動の軸を移すと発表した。米フォーブス誌が毎年公表する世界の長者番付では、昨年まで12年連続でゲイツが1位になっていた。1992年に世界一の座に就いたゲイツは翌年、堤義明にトップの座を奪われる。翌94年、首位を奪還したゲイツは、その後12年連続トップという偉業を達成した。栄耀栄華のゲイツの花道に比べ、元コクド会長、堤義明は見る影もない。

処遇保証の「密約」が頼み

 総会屋事件、有価証券報告書虚偽記載事件と度重なるスキャンダルで経営者と大株主の地位を失った堤は自業自得だ。最近、立て続けに巨額の損害賠償訴訟を起こされ、裁判の成り行きでは破産に追い込まれる可能性が囁かれている。 7月20日、各紙に「大手信託5行、西武鉄道株事件で約120億 ………

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