とんでもないパロマ小林一族独裁の「罪」

2006年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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 パロマ(本社・名古屋市)が製造した湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故では20人を超える死者を出し、企業の社会的責任が大きく問われている。パロマは同族会社で、連結売上高が2400億円もあるれっきとした大企業だが非上場。しかも隠蔽体質で、この事件が発覚するまで広報部門もなかった。同社は、経営者が独りよがりで傲慢なことも特徴。不祥事にどう対応していくかでも、世間の流れに取り残されていた。同族経営の「罪」が表面化した形だ。 傲慢さは、7月14日の記者会見にも表れている。「不正改造が原因」の一点張りで反省はあまり感じられなかった。経営トップの信ずるまま、言うがままに世間に所信を発表し、事態が収まると読んだ社内の体質こそが基本的な問題だ。パロマの経営者は「裸の王様」に見える。 パロマは、1911(明治44)年に小林由三郎が名古屋で起業した老舗。二代目の進一が中興 ………

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