「次世代ネット」の大風呂敷

輪郭が見え始めたNTTの「隠微な先祖返り」。村井グループの利権にクサビを打ち込めるか。

2006年9月号 BUSINESS [ITフロンティア]

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 次世代ネットワーク、略称でNGN(Next Generation Network)という「妖怪」が、通信業界をのし歩いている。まだ妖怪の影しか見えていない。誰ひとり、NGNの定義も全貌も語ることができないからだ。一口に「次世代」というが、そもそもNGNは電話網の進化型なのか、インターネット・プロトコル(IP)網の最新版なのか――。 7月13日、NTT持ち株会社の和田紀夫社長は、定例会見でいち早く牽制のジャブを放った。「次世代ネットワークの開放の義務化という意味がよく分からない。オープンなネットワークにしていくということで、ロードマップも示し、上位のアプリケーション(応用ソフト)からのアクセスや、情報家電を含めた端末までのインターフェース条件を開示し、説明していくと申し上げており、それ以上のことはないだろうと思っている」「あくまで仮定の話だが、義務化というものが、コスト割れでも ………

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