「万事休す」の自治体はここだ!

「夕張」予備軍がゴロゴロ。住民1人当たりの潜在債務が950万円を超える市が30も。

2006年8月号 DEEP [ローカル・クライシス]

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 かつて炭鉱で栄え、『幸せの黄色いハンカチ』や『北の零年』など数々の映画の舞台にもなった北海道夕張市。炭鉱閉鎖後は観光で生き残りを図り、スキー場からホテル、遊園地、博物館、そしてメロン栽培まで、すべて市役所が手がけ、さながら夕張市株式会社の様相を呈した。 北海道の空の玄関口である新千歳空港から北東に約40キロ。日本で最も不採算な高速道路と揶揄された道東自動車道を使えば、空港からは1時間弱で着く。寂れた炭鉱町を絵に描いたような夕張市は今年6月、ついに力尽きた。 地方財政を多少なりともかじったことがある者にとって、夕張市の財政が危機的な状況にあることは周知の事実だった。それも10年以上前から。むしろ財政再建団体(正確には財政再建準用団体)の適用申請を決断するのが遅すぎた。特に三位一体改革による地方交付税の削減が夕張市には命取りとなった。会計間の操 ………

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