捨て身の東芝次世代DVDで「焦土作戦」

「攻めの経営」といえば聞こえがいいが、実態は業界総スカン。

2006年8月号 BUSINESS

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「お公家さん体質の東芝が豹変したとほめてやりたいところだが、傍若無人でえげつないのはいかがなものか」(大手電機メーカー首脳) 西田厚聰が東芝社長に就任して1年あまり。この間、1兆円を超える半導体への投資計画や、米原子力発電機器大手ウエスチングハウス(WH)の6千億円買収などをぶち上げた東芝を見る、同業他社の目は日増しに冷たくなっている。 きっかけは今年春。東芝が世界で初めて次世代DVDプレーヤーの発売を発表したことにある。再生専用機とはいえ日本での店頭表示価格は11万円前後。米国では同型機を799ドル99セントで発売するとともに、量販店向けに499ドル99セントという廉価版も出した。 これが他メーカーには、「これから裾野が広がるマーケットで最初から安売り攻勢をかける暴挙」(ソニー幹部)と映る。実際、世界最大のDVDプレーヤー市場である北米での先行発売という戦 ………

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