佐藤ラスプーチンに「爆弾証人」

海外に”亡命”していたあの東郷和彦元局長がついに証言台に。逆転打となるか。

2006年7月号 DEEP

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「外務省のラスプーチン」と呼ばれた佐藤優元主任分析官の書いた『国家の罠』(新潮社)は、東京地検特捜部が摘発した「鈴木宗男事件」がいかに作為をもって組み立てられたかを暴露した貴重なドキュメンタリーである。密室の取調室で対峙した特捜部の西村尚芳検事の“恫喝”を、抜群の記憶力で再現してみせる。「あなたは頭のいい人だ。必要なことだけ述べている。嘘はつかないというやり方だ。(中略)しかし、こっちは組織なんだよ。あなたは組織相手に勝てると思っているんじゃないだろうか。(どうせ結論は決まっているけれども)だってこれは『国策捜査』なんだから」 この「組織」とは、国家意思を体現した組織という意味だろう。なるほど、村上世彰氏や堀江貴文氏ら小菅の拘置所に放りこまれた容疑者は、こういう脅し文句によってやむなく“さえずり”(自白)を強いられるのか。図らずも露わになっ ………

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