聖も俗も併せ呑む延暦寺の大失態

2006年7月号 DEEP [RELIGIOUS WORLD]

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 インターネットの普及に伴い、宗教教団もほとんどが組織の概要や教義、信者の体験談などを掲載したホームページを持つようになった。教団が世間に向けて広く発信するようになったのは歓迎すべきことだろう。自らの言葉で語るチャンスは、多ければ多いほどいい。それがたとえ謝罪であっても、だ。 天台宗総本山比叡山延暦寺。今、ホームページにアクセスすると、いきなり「お詫び」の文字が飛び込んでくる。4月に指定暴力団山口組の永代回向を執り行ったことへの謝罪だ。5月18日付で「信用を著しく損なう事態を招いたことは、延暦寺当局の不明の結果。心を寄せていただくすべての方々に対して誠に申し訳なく心からお詫びしたい」との談話を発表している。 事件の概要を整理しておこう。4月21日に同寺阿弥陀堂で、山口組歴代組長(初代から四代目)の法要が行われた。集まったのは、全国の直系組長約9 ………

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