英国に“ラスベガス”!?大型カジノ立地に8候補

2006年7月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 英国初となるラスベガス式大規模カジノ施設の有力候補地として、イングランド北西部ブラックプールなど8地域が絞り込まれ、そのうち一つが年内にも建設地として選ばれる見通しとなった。英政府は昨年、賭博法を大改正してカジノ規制を緩和。地域振興と雇用創出の経済効果を狙って新たに大規模施設一つを含む17のカジノ娯楽施設の開業を進めている。 英国では法改正前もカジノは合法だったが、店舗の規模や営業時間、賞金額等が厳しく規制されていた。新法では24時間営業が可能となり、賞金額が無制限の賭博ゲーム機を設置した大規模カジノ施設の運営も認められる。地方自治体の多くは地域活性化のカギになるとして、大規模カジノの誘致に27地域が名乗りを上げていた。 英国では2001年に賭博税が廃止され、ネットギャンブル人気の拡大もあり、ギャンブル人口が増大。英国民が賭博に費やした金額は昨 ………

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