「ドル安」もポールソン流

10年ぶりウォール街から財務長官。対円よりむしろ対人民元で調整が必要だが。

2006年7月号 COVER STORY [水脈ウォッチャー]

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 米投資銀行ゴールドマン・サックスで働く2万4千人の平均年収をご存じだろうか。なんと52万ドル(約5800万円)。アシスタントや秘書も含まれるというから、その高給ぶりには驚くほかない。 頂点に立つ会長兼最高経営責任者(CEO)ヘンリー(ハンク)・ポールソン氏が5月30日、ジョージ・W・ブッシュ大統領によって米財務長官に指名された。彼の年間報酬は約3千万ドル(約34億円)というから、100分の1に減収になる。 ビル・クリントン大統領がゴールドマンの共同会長だったロバート・ルービン氏を財務長官に指名してから10年余り。ドルの信認が揺らぎつつある局面で、米政権は再びゴールドマンの経営者に助けを求めた。ポールソン氏が「経済政策の頂点に立つ」ことで、米経済の視界は晴れるのだろうか。 5月20日土曜、ポールソン会長はニューヨークからワシントンに飛び、ホワイトハウスでブッシュ ………

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