電通激震、暴かれた「犯罪」

上場子会社社長をインサイダー取引で解任。が、終着点にあらず。巨額のカネが組織的に動いた。

2006年6月号 DEEP [ザ・スクープ]

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「広告の巨人」電通が、インターネットや携帯電話関連の広告会社と業務・資本提携を結ぶ過程で生じたインサイダー(内部者)取引疑惑――本誌前号のスクープは、電通ばかりか広告業界を震撼させた。 5月9日、第2の激震が襲った。 電通が47・6%、ソフトバンク・クリエイティブが26・5%の株式を保有する連結子会社サイバー・コミュニケーションズ(cci)が、「寝耳に水」の社長交代を発表したのだ。 新井敏夫社長(52)が自らインサイダー取引に手を染めたことを認めて辞任、後任社長には同社社外取締役で電通インタラクティブ・コミュニケーション(IC)局の長澤秀行局長(52)が就いたのである。 新井氏の株式売買で問題とされたのは、cciが昨年4月に子会社化した未上場のネット広告会社インビジブルハンド(IH)の1500株。新井氏は2004年5月にIH株を15株、6月に同1485株を個人で取得し、子会社化し ………

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