2006年6月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]
衆院千葉7区補欠選挙で民主党公認の太田和美前千葉県議に敗れた斎藤健前埼玉県副知事(83年旧通産省入省)の去就が注目されている。自民党の武部勤幹事長は「斎藤は投票日翌日から地元で『朝立ち』を行っており、次の総選挙にも党公認で立候補する」と語ったが、これは事実ではない。斎藤氏は「燃え尽き症候群」にかかっており茫然自失の日々を送っている。終盤戦で土下座までして弱冠26歳の「元キャバクラ嬢」に敗れた屈辱がひどくこたえている様子。 来春の統一地方選か、夏の参院選出馬の可能性を取り沙汰されているが、ハーバード大学留学時代の友人たちは、斎藤氏のリハビリのため、米国のシンクタンクへ送り込む算段をしているという。通産官僚時代は官房秘書課の法令審査委員などを務め、同期入省組のナンバー2と目された斎藤氏。同期でやはり法令審査委員の経験がある松井孝治参院議員は「斎 ………
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