米軍再編の狙いは「極東離れ」

2006年6月号 連載 [「軍略」探照灯 第2回]

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「在日米軍再編」という言葉が日本の新聞、テレビに出るたび、違和感に捉われる。米軍の再編(トランスフォーメーション)は米本土を含め世界的規模で進められており、日本に駐留する米軍部隊の移動や組織変更は、その巨大なジグソーパズルの数片にすぎないからだ。国内中心の発想で「在日米軍」の再編という感覚で見ていては事態の認識を誤ることになろう。 ラムズフェルド長官ら米国防総省当局者たちが示している米軍再編の基本的考えは―― ①冷戦時代に共産圏諸国を封じ込めるためその周囲に配置した米軍兵力は時代遅れだ。 ②固定的配備ではなく、軽量部隊を世界のどこへでも急速に展開できるようにし、30日で兵力を集中、10日で決着をつけ、30日で撤収する「30-10-30」を目指し、地上部隊の基本単位は師団(約2万人)ではなく、旅団(約4千人)とし、48個旅団(ユニット・オブ・アクション「戦闘 ………

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