まだ「李登輝」を担ぐ親台派のアナクロ

もはや台湾では「過去の人」。鳴り物入りの訪日騒ぎに、魂胆が透けて見える。

2006年6月号 GLOBAL

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 5月に予定されていた李登輝・台湾前総統の来日が健康上の理由から延期された。アテの外れた人、ほっと安堵した人……。八十翁をめぐる面白くも悲しき人間模様――。「台湾・李登輝氏、『奥の細道』を散策 5月10日来日で調整」 昨年秋から訪日の意向を明らかにしていた李前総統の具体的日程が見出しに躍ったのは、1月11日付の読売新聞朝刊だった。台北のあるオフィスには確認の電話が殺到した。「李前総統の側近というか、親友というか、これまで2回の李前総統訪日を取り仕切った台湾人実業家です。各社とも彼に問い合わせたようです。しかし、その彼ですら寝耳に水だ、というし、肝心の李さん自身もその日程を承知してはいない、というんです」(民放元台北特派員) ならば、この日程は一体どこから出てきたのか? ニュースソースが2月24日付の読売新聞秋田版からあぶり出しのように透けて見えている ………

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