希代の財閥“寄付せびり”盧武鉉政権の強権捜査

2006年6月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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 韓国・現代自動車グループの鄭夢九(チョンモング)会長が、1380億ウォン(約167億円)を不正調達した横領と、系列会社に4千億ウォンの損失を負わせた疑いで、4月28日に最高検察庁に逮捕された。さらに鄭会長の息子である鄭義宣(チョンウィソン)起亜自動車社長と役員らについても、数百億ウォンの横領容疑と贈賄容疑で在宅起訴するとしているが、盧武鉉(ノムヒョン)政権のもとでのこの韓国財閥(チェボル)摘発は、02年の大統領選挙の前後に現代自動車が使った秘密資金1300億ウォンの使途究明で、野党ハンナラ党に打撃を与えようという“国策捜査”の色彩が濃い。 財閥側はひたすら恭順の意を表し、社会団体などへの寄付で断罪を免れようとする「社会還元競争」が起きている。現代自動車は、鄭親子が60%保有する子会社の株式1兆ウォン相当を社会福祉財団に寄付すると発表した。 韓国最大の財閥サ ………

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